日曜日, 6月 06, 2010

環境月間

みなさん、環境月間、のってもらってどうも。
私が初めに言及するのは、“前提”について。
他の業界と同じく、私が生きる建設業界にも多大な影響を及ぼしている“省エネ”、“エコ”、“CO2”、“3R”などというキーワードの前提を?
それは“地球温暖化”とうい環境問題を前提としています。

地球温暖化については様々な文献、雑誌でかなり取り上げられていて、結構な専門的知識を学ぶことは容易な最近となりました。
そんな知識を2時間で簡単に得られる映画を一つ紹介します。
不都合な真実』という、アカデミー賞作品。
内容は、アメリカ合衆国大統領になれなかったアル・ゴア氏が行っている地球温暖化の講義を2時間、映画で聴く。という、なんだか、こういう風に表現すると恐ろしくつまらない作品に思えてしまう。
しかし、そこは案ずるなかれ、アカデミー賞受賞作品だから、やはり考えさせられるし、ゴア氏は言葉で生活している政治家だからやはり面白い!!エピローグなんてとくに笑ってしまった。
意匠も構造も設計者に必要な能力の一つは、プレゼンテーション力ですが、さすがに政治家のように上手くは出来ないなと感心させられてしまう。程。
もちろん、映画だから構成の仕方は、観た人の心を何とかつかむように、スケベーに構成している。

映画の中で、ゴア氏は、マーク・トウェインの言葉を借りて、
厄介なのは“常識” よく知られた名言の通りです。
“問題は無知ではない 知っているという思い込みだ”

と、発言している。

時代的背景を理由に、周りの設計者方も環境に対する技術や知識を学び始めています。
しかし、その行為が前提となっている“地球温暖化”へ、どういう影響をいくらの数値で及ぼすのかという事実を理解している人は少ないのではないかと、というか、ほぼいないのでは、と、思っています。つまり、“知っているという思い込み”の人ばかりではないか!?、と。

・大気中のCO2は過去と比べてどのくらい増加?
・CO2増加は具体的にどんな問題が?
・建設業の占めるCO2排出量は全体のうち何割?
・建設業で問題改善に取り組んでいる技術の効果は全体のうちどのくらい望める?
・こんな質問は当然、感覚的に知っている?

これは、私が“知っていると思い込み”、常識として過ごしていて、文献や雑誌のデータにギャフンと言わされた内容です。
Newton 2010.4号でも映画同等以上の知識が得られます。
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