空間や建物などの誘導に必要な文字や絵。
身の回りに数々存在するこれらは総称してサインと呼ばれます。
コンビニの看板、トイレのマークや、部屋の名前、階段の矢印などもそうです。
車を運転するときに見える道路標識や信号もサインの一種です。
サインは、見やすいもの、分かりやすいもの、かっこいいものや、かわいいものなど多様に存在し、
重要なことは相手に視覚でメッセージを伝えることです。
見たときの感じから建物なども印象も変わることもあるでしょう。
子供向けのサインがあれば、子供たちにも分かりやすく楽しい空間がつくれるかもしれません。
病院では、非常時にナースを呼ぶボタンが分かりやすくないと、命に関わることもあるでしょう。
また、建物内で火災が発生した場合、出口の目印や、地図が目の前にあれば安全で迅速に逃げることができるでしょう。
迷わず、いかに早く伝えるかが要求されるサインもあります。
これらサインは、大きさ、形状、配色、素材などを設計業務上である程度デザインしています。
そしてサイン屋と打ち合わせの上、サインが完成します。
空間をつくり、人の動きを想定するだけでなく、必要な箇所にサインを配置することも、私たちの役割であり使命であると考えます。
設計者の性格やセンスが分かるサインデザイン、気にしてみたら面白いかもしれません。
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