火曜日, 6月 22, 2010

町家表構え・格子編2

格子をもっと詳しく紹介していこうと思います。
社寺に扱われる格子に
碁盤(ごばん)格子・蔀(しとみ)格子・菱筬(ひしおさ)格子・透塀(すきへい)格子
があります。
社寺に前拝に嵌め込まれている格子が、碁盤格子です。
角材を碁盤目に組み合わせたもので、組子間は裏板は張らず、見透かしに
なっています。
蔀格子は、寝殿建築や社寺の周囲に使われ、碁盤目の格子戸で、
外締りや雨仕舞に使われ、裏板を張って、内側からは舞良戸となっています。
断面が菱型になっているのが菱筬格子です。廻廊の外窓に多く使われ、
内から外に視野が大きい特徴があります。
神垣を透き塀と称し、その腰に張られた板格子を透塀格子と呼びます。

お寺や神社に行ったときは、ちょっと気にして格子を見てみるのも面白いです。
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