火曜日, 6月 29, 2010

町家表構え・格子編3

今日は、武家の表構えの格子の紹介します。

1、武家(ぶけ)格子
2、与力(よりき)格子
3、見張(みはり)格子
4、遠見(とおみ)格子 があります。


1、武家格子は、武家の長屋門や大塀の表構えとして取付けられる
  物見格子で、木割は少し太く組まれています。

2、与力格子は、木断面が、三角形の横格子のことです。
  内部から外部に視界か大きく開け、見張りをするための格子です。
  内側には板戸がしめられています。

3、武家屋敷の出入を見張る長屋門の外角の折廻りに組み込まれた
  出窓格子です。木間は荒くなっています。

4、城郭の大手門の2階正面に見えるのが遠見格子です。
  防備の役目もありますが、大名の登城、下城の時に
  見張り役が、階下の番役達に即業務連絡ができる重要な役目もあります。
  金沢城の門にもありますよ。
  
  お城や武家の格子は、多くの仕掛けやからくりに大きく関わっていることがわかります。

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