今日は、武家の表構えの格子の紹介します。
1、武家(ぶけ)格子
2、与力(よりき)格子
3、見張(みはり)格子
4、遠見(とおみ)格子 があります。
1、武家格子は、武家の長屋門や大塀の表構えとして取付けられる
物見格子で、木割は少し太く組まれています。
2、与力格子は、木断面が、三角形の横格子のことです。
内部から外部に視界か大きく開け、見張りをするための格子です。
内側には板戸がしめられています。
3、武家屋敷の出入を見張る長屋門の外角の折廻りに組み込まれた
出窓格子です。木間は荒くなっています。
4、城郭の大手門の2階正面に見えるのが遠見格子です。
防備の役目もありますが、大名の登城、下城の時に
見張り役が、階下の番役達に即業務連絡ができる重要な役目もあります。
金沢城の門にもありますよ。
お城や武家の格子は、多くの仕掛けやからくりに大きく関わっていることがわかります。
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。