火曜日, 4月 20, 2010

sydney opera house part2

「太陽はこの建物の表面に反射されるまで
自分の光がどんなに美しいかを知らなかった」
                   ルイス・カーン

オペラハウスは真っ白な外壁かと思っていたら、違っていた。
タイル貼り、それも120㎜角のツルツルしたタイルとザラザラしたタイルが
並んでいる。
なぜタイル貼り??
説明員の方に聞いてみた。
ウツソンは、暗闇の中でほのかに光る……タイルに決めたらしい。
しかし、タイル選びに苦戦したらしく、「光沢が必要だが鏡のような
反射をしてはいけない」と探していた。

そして日本のざらりとした質感の
陶磁器の鉢を見て自分の望んでいたものだと絶賛し、スウェーデンで
3年間研究し、このシドニータイルができたみたいです。

実家で庭でよく見る?転がっている鉢。
日常の中に発見があり、それに気づくこと。
なんでもないことが、偉大なものになるか…

本当にオペラハウスは、遠くからは真っ白で美しい、
夜になるとやさしく写る。
魔法にかけられてますね。オペラハウスも、それを見た私たちも。

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