太陽光発電は、行政も民間も現在、かなりの需要があります。
この理由・・・。
100%の自然エネルギーで、間違いなくエコ。
という、理由以外、見つからない。
所以→
集熱効率や価格の面を考えると、間違いなく太陽熱温水器が上。
ちなみに、1kw当たりの発電費用を比較(経済産業省、エネルギー白書2008年)
水力 9~14 [円/kwh]
石油 10~18
LNG 6~7
石炭 5~7
原子力 5~7
風力 11~15
太陽光 45~46
太陽光発電は、高い。しかも、他のエネルギーの4~8倍は格段に高い。
ちなみに、この格段に高いエネルギーは、パネルを真南に30°にして設置した場合(←太陽光利用効率100%)。この角度を20°→98%、0°→88%、90°→70%、と、利用効率は落ちていく。つまり、企業や学校で壁面にべた付け(勾配90°)しているパネルは、エコ目的というより宣伝目的と判断するほうが正しい。ちなみに、この場合の発電費用は45÷0.7=65 円/kwh。
元を取ることが出来ないこのシステムの対策として、政府は、
「3~5年後に太陽光発電システムの価格を現在の半額程度に低減することを目指す(2008年7月)」を目標として挙げられていた・・・、が、現在は・・・。
大丈夫!!まだ希望はある。
全電力需要における太陽光発電の割合が今後増加が見込まれ、余剰電力の買い取りによって生じる費用負担、太陽光サーチャージ(太陽光発電促進付加金)が電気を使用する全ての需要者に課せられることになっている。
太陽光サーチャージはH22年から予定されており、現在の試算で30円程度、太陽光発電システムの普及が進んだ場合、100円程度の負担を全需要者が負う。
ここまで、いくと持っていないと損である。
が、そこまでいっていない現在、これだけ普及が進んでいるからにはやはり、いいシステムなのでしょう。
現在の利益云々よりも、地球のことを考えて積極的に取り入れては?
参照:建築技術2010.1号
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もう少し安ければみんな設置すると思うのですが・・・。
返信削除みみ~さん が痛感されるように、金額という要素が一番、反映される現実があります。
返信削除我が国でも補助金制度があった2005年までは順調な伸びでしたが、制度が打切られた翌年以降の出荷量は2005年の7~8割に落ち込んでいます。
今も国、都道府県、市町村それぞれが設けている補助がありますが、電力需要形態の転換期である現在の制度は不安定・不明確な事実があります。おおよそ、10年程度で原価回収が見込まれる。と、この時点では・・・。
しかし、太陽光発電の高効率化、長寿命化、価格低下や、補助制度確立は確実に進んでおり政府が目指す2011年~2013年には7円/kWhの実現が可能だろうと私は結構安楽視しています。
また、コメント残して下さいね~。