木曜日, 8月 12, 2010

MROの"発見!人間力" - 塩の芸術家・山本基

山本基さんが出演している人間力見ました。

うかつにも感動しました。

金沢の大野町の芋倉を大事に使っている様子がうれしかった。

通称・海辺のアトリエ。
ぼろぼろの蔵を基さんのアトリエにリ・デザインするにあたって、彼と議論をしたのを思い出した。
基さんの作品は白いホワイトキューブの中に置かれる事はあまりないのだから蔵の雰囲気を残したインテリアでいいのではないか?
毎回違う場所でインスタレーションを行うのだから、作品を構想する空間はニュートラルな方がいいのではないか?
という2つの考えで議論が白熱した記憶がある。

最終的にはTVにも映っていたように、白いニュートラルな空間のアトリエとなった。

家族で番組を見ていたが、始めはチャンネルの選択に不満げな子供達がいつの間にか見入っている。
番組内でもドイツの神父さん曰く、小さな子供たちがこのようにおとなしく作業を見ていることが信じられないと言っていた。
子供達の様子は理屈がなくても感じさせたということだろう。
自分の息子を感動さす建築を自分はできっかな~と嫉妬さえ覚える。

番組内で作者が「自分の作品には高さがない」と言っていた。
以前は同じ塩を使っていても立体的なものが多かった。

昇りきれない階段や、行き止まりのトンネルなど。錆びた鉄板も作品に取り込まれていた。
なぜ床にこだわるようになったのだろうか?鉄はなくなったのか?と考えながら画面が過ぎていった。

「立体」の頃と「床」の私的な印象の違いは、
立体のころはエネルギッシュな感じ、もっというと暴力的でさえあるよう感じていた。
床に行ってからはやさしい感じがする。

妹さんの事が「塩」を使う理由の大きな部分を占めているとすれば、
立体のころは悲しさ・くやしさ等、言ってみれば「壁を蹴飛 ばしたい」的な印象。
床シリーズはもっとなんていうか、やさしく「受け入れる」的な印象。

テレビ画面にをみながらぼんやりと、もしかして「鉄」と「塩のレンガ」をやめて「塩だけ」と「固めない」事が一番重要なのかな~、「サクラ」や「迷路」に目は行くが実は円と塩が伝えたいことなんじゃないか?と思いながら番組は終わった。

不純物と余計な作業を取り除いた、その結果として立体として自立しない塩粒では当然床に描くしかない。
そういえば床作品でも初期のものはエッジが徐々にぼやけて行ったり、崩れていたりというのを作っていた。

それが円という純粋な幾何学になって、材料も純粋になって、作業も「描く」事だけで出来上がる…。


「自立(自律)の否定と純粋性」とか「自立できないことこそ自然な状態」とか…テレビの感想。



関東などはこれから放送されますぜひご覧ください。



山本さんのウェブサイト  http://www.motoi.biz/

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火曜日, 8月 10, 2010

横浜港大さん橋国際客船ターミナル

私が好きな建築物、国内最大の客船ターミナル「横浜港大さん橋国際客船ターミナル」を知っていますか。昔、雑誌で見て、迷わず実物を見たい!と思ってすぐに横浜に行きました。
国際コンペが開かれ、イギリスで在住の建築家アレハンドロ・ザエラ・ポロとファッシド・ムサヴィの作品が選ばれた。上から見ると船の形になっていて屋上は波うつようなゆるやかな曲線のデッキがずっと広がっていて散歩やデートに訪れるにはいい場所です★大きい客船との目線が合い、丁度いい高さで、見送りに来た人にはいい。

私がなぜ強く興味をもったのか、それは…。
国際デザインコンペで選ばれた現在の大さん橋は、妹島和世や伊東豊雄も応募していた。
最終審査まで残り、プレゼンが行われた時に、妹島和世だったか伊東豊雄かな(?)が
廊下で現大さん橋の模型とすれ違った時に、「負けた」と一瞬で思ったらしいです。
そんな秘話があるとすごく興味が湧きますよね。 続きはまた★

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月曜日, 8月 09, 2010

タ・タ・ミ★

和室といえば畳☆

畳にも大きさがあって、よく耳にするのが京間と江戸間。
京間と江戸間では同じ8畳といっても2割程度大きさが違う( ̄ロ ̄;)
京間のほうが大きくなる。京間ま6.3尺、江戸間ま6尺。
畳の寸法の取り方が違うため、大きさが変わってくる・・・。

最近は尺モジュールではなくてメーターモジュールの住宅が多くなってきたので、
畳サイズも尺ではなく、メーターの寸法になってきた。

そぉ~やって、時代とともに変わっていくだなぁ~と思った。

また、リビングにちょっとした畳コーナーを設ける時、デザイン重視で
畳の縁(へり)(…畳の長辺にある帯のようなもの)がついていないもので、
あえて半畳用を使用するってこともある。

縁がないことでシンプルになり、半畳にすることで正方形の畳を
感じよく見せることができる。かっこいいぃっっ☆

やっぱり、日本人にとって、畳のある生活は心地よいのではないかなぁ~。
ちょっとでもいいから自宅には畳があってほしい。

今住んでるアパートは古いのでDK以外は畳の部屋。床に座って、床に寝ての
生活です。

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直島・・・

日曜日の朝のニュースで直島が紹介されていた。
直島は瀬戸内海に浮かぶ島で、現代アートの島でもある。
観光産業としての現代アートは、島の活性化に大いに貢献している。

代表的に作品としては、
 草間彌生の「かぼちゃ」
 カレル・アペル「かえると猫」
 三島喜美代「大きいゴミ箱」

有名な建築物としては、
 安藤忠雄「地中美術館」

一度は訪ねて見たい島である。
島の美しい自然と現代アートがマッチした風景が素晴らしい。
ありえないスケールと色彩で存在するアートの魅力に惹かれて、観光客はこの島を訪れるのであろう。
外国人観光客をたくさん訪れている。

しかし、その番組を見ていて少し危うさも感じてしまった。
今は島の活性化として大成功しているが、ブームで終わらせないでほしい。
その事が、一番大変で一番難しいのだと思う…。

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土曜日, 8月 07, 2010

山本基さんからのお知らせ。

金沢のアーティスト山本基さんからのお知らせです。

山本さんは塩を使ったアート作品を作っています。
あんまりそんなことないのですが、初めて作品を見たときはびっくりしました。
その後親しくさせていただき、人柄もとてもよいかたで作品共ファンです。
もう9年位前になるかな?山本さんのアトリエづくりのデザインをお手伝いしました。

以下山本さんから案内文


残暑お見舞い申し上げます。
いかがお過ごしでしょうか。


この夏、全国ネットのドキュメント番組「発見!人間力」で、私自身と作品が紹介
されます。ドイツ西部の町ケルンで開催した個展を中心に構成された30分番組です。
地域によっては早朝の放映となりますが、ぜひご覧ください。

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番 組 名:"発見!人間力" -塩の芸術家・山本基 -

放映時間:30分

放映日時:8月7日~29日(地域ごとに異なります/添付ファイルをご覧ください)

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"発見!人間力"は、日本各地で様々な課題と取り組む人に密着取材したドキュメント
番組です。




山本 基
ホームページ
http://www.motoi.biz
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ブログ
http://www.art-it.asia/u/ab_yamamotom/?y=&m=&d=&ca1=1&lang=ja
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金曜日, 8月 06, 2010

FPアーキテクト!

中古注文住宅という発想2

前回書いたセミナーの続き。

第2部の講師は㈱FP相談室の吉田安志さん、富山のファイナンシャルプランナーさんです。
これは第1部以上に勉強になりました。

我々、建築設計者はとことん施主と話し合い価値観を共有し夢をかなえる、末永くハウスアーキテクトとして付き合うと声高にしていっていますが、本当にそうだろうか?と思えるお話でした。

というのは、クライアントの一番の悩みはやはり「資金」のこと。

みんな持ち家への意識が薄れたかというと、そうでもないらしく依然として家はほしい方が多いそうです。
ただ建てる・買う時期を迷っている人が多く新築着工が延びないそうです。

超低金利時代、今から頭金なしで3000万を35年ローンで借りるのと、3年間頑張って家賃を払いながら500万頭金を貯めて2500万を35年ローンを借りるのでは2.5%金利なら、今すぐ建てたほうが300万円くらい支払いが少ないという試算があるということ。

これは例えの話ですが、もちろん逆のパターンも存在します。

吉田さんいわく「士業の人」(会計士、税理士、弁護士、行政書士、医師など)は困った時に仕事をする人でFPはこれから夢をかなえる時に仕事をするとおっしゃる。
いやいや同じ「士業」でも「建築士」はFPが生まれる前からずーっと人様の夢を形づくってきましたよ!と心のつぶやき。

長いスパンで考えるアドバイスや総合的なアドバイスを設計者ができれば本当のその人のハウスアーキテクトとなれるし、資金・環境・生活・工事・家具・家電・デザイン・エコ全てを総合的に考え判断できるのは建築家しかいないと思いました。

数ある士業のなかで物事を総合的に解釈する訓練を一番しているのは建築士だからです。常に利害がぶつかるもの、例えば地域と施主の思い、環境と建設、構造とデザイン、予算と要求、子供と親、行政と利用者、水と電気、防犯と開放性等等、常にそれらを調整しながら巨大なものをつくり上げて行く事を日常的に行っているのです。

コンピューターの心臓部を「アーキテクチャー」とよぶのも建築家のそのような仕事ぶりと無縁ではないようです。
アメリカの世界的大手金融コンサルティング会社マッキンゼーの東京支社長は日本の大学の建築学科の方で、ある建築雑誌のインタビューで自分は建築を大学で学んだから総合的な考え方をできこのような仕事を出来るというような主旨の発言をされていたのを思い出します。

ご案内いただいた㈱ステージアップ藪下さんありがとうございました。


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