金曜日, 2月 25, 2011

耐震補強

ニュースを見ているとNZは日本と同じく地震が多い国。
そして、大地震の度に建物の耐震基準が強化されていくことも日本と同じ。
さらに、古い建物がなかなか補強されず多く残っているのも同じ。

以前、小松の建築士の方がおっしゃっていた言葉を思い出した。彼は新築物件は少なく耐震補強の設計を多く手掛けている。
新築を「作品」として作ることも大切だけれども。耐震補強設計は「設計事務所しかできない仕事である」から使命感を感じているおしゃっていた。それを笑顔で語っていた。

新築工事なら工務店・ハウスメーカーでもスイスイやるが、設計も工事も利益が薄く手間がかかり派手さがない「補強の設計」は設計事務所でなければ出来ないと誇らしげにおっしゃっていた。30代の若い設計士だけけれども、デザインデザインデザインデザインと言う若い設計者とは一線を隔している。
本人は「デザインがうまくないから」と謙遜していたが…。きっと言いたいことは違うのだろう。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。