土曜日, 10月 16, 2010

安江工芸館

藤森さんの講演会の前安江工芸館を見学した。鉄・アルミ・銀などと金の比重の違いを体感できる展示があり金の重さにびっくりした。

設計した建築家は、金沢の長村峰行さん。先日のJIAセミナーのパネラーでもあった。建物はエントランスを入ると3層の吹抜けに連階段があり、その周囲に展示室はじめ、必要な部屋が配置されている。
吹抜けを介して各スペースが相互に干渉していて、建物全体のアクティビティーを高める仕掛けがされている。インテリアも珪藻土の掻き落しの壁が柔らかすぎず、硬すぎず。吹抜けには壁をなめるように自然光が入るトップライトが設けてあり、その光に導かれて吹抜けを上がって行くように意図されている。
こじんまりした空間ながらも、とても周到に計画された空間構成となっていて好感が持てる建物だった。
帰りには天井の金のボールを見ながら下りてきて、藤森先生がおっしゃった「金は難しい」という言葉がフラッシュバックした。


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